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本能でやせる究極の簡単ダイエット!
おなかいっぱい食べてやせる方法

完全版
無料レポート
著者 新小田 泰平


■今度こそダイエットを成功させたい人のためのダイエット最終マニュアル




このレポートを読むと

・なぜダイエットがうまくいかないのか?
・食欲には本物とにせものがあるとはどういうことなのか?
・おなかがいっぱいとはどういうことなのか?
・結局、やせるためにはどうすればよいのか?

といった情報が得られます。
少し大げさかもしれませんが、
ダイエットの答えにようやくたどりつけたのではないかと感じています。
ぜひ最後まで読んでみてください。
ダイエット地獄から抜け出すことができそうだ、
ときっと感じてもらえると思います。
このレポートの内容がためになる、おもしろいと思った方は、
ご自身のサイト、ブログ、メールマガジン等での紹介を歓迎いたします。
ぜひご紹介ください。
完全版を短くした抜粋版も用意したいと考えています。
『簡単ダイエット教室』のサイトのトップページから
ダウンロードできるようにする予定です。

有限会社FTF代表取締役社長
新小田 泰平 (にいおだ やすひら)
京都大学経済学部卒業

色と光は人間の健康と未来に大きく貢献するものであると確信し、
色と光を活用した製品の開発に取り組む。



本能でやせる究極の簡単ダイエット!
おなかいっぱい食べてやせる方法
完全版 [再配布可]

<もくじ>

はじめに

第1 章 ダイエットとは?

■頑張ってもやせられない理由
■運動してもやせられない理由
■苦しいダイエットはやめましょう

第2 章 食欲を理解する

■本物の食欲とにせものの食欲
■本物の食欲(空腹感)とにせものの食欲(空腹感)の見分け方
■満腹ポイントと限界ポイント
■空腹感のレベルを知る方法
■満腹感をはっきりと感じる方法
■満腹状態と空腹状態のどちらを基準としているか?
■単純な食べ過ぎの理由
■にせものの食欲

第3 章 本能との対話

■最初に言いたかったこと
■ダイエットをするから食べ過ぎてしまう
■ダイエットは泳ぐことと似ている
■ダイエットの本当の怖さ
■生存本能(食欲)と意識(意思・考え)とのやりとり
■さらに具体的な方法論
■助走期間と加速期間
■糖分をうまく摂取する
■空腹感のレベルのチェック方法
■食べ方に関して
■やせるスピードを少し上げる
■満腹ポイントから食べ始めるとき


第4 章 光と色の影響を理解する

■青色サングラス
■青色防犯灯
■フィリップス社の青色蛍光灯『アクティビバ』

第5 章 人間の心理に関して

■禁止のわな
■究極の食べ方
■正しいダイエットの恐怖
■目に見える体重と目に見えない体重

第6 章 食後の強烈な空腹感

■食後の強烈な空腹感
■精神力と車のブレーキ
■『いつまでもデブと思うなよ』に関して

第7 章 肥満問題のゆくえ

■モチベーションダイエット
■脳はダメージを受けやすい
■カロリー神話のわな
■肥満問題は科学の発展によっては解決できない?

第8 章 本能と意思の調和

■自然体の大切さ
■原始脳と大脳
■ダイエットは大脳によるハイジャック?
■本能はもともとやせたがっている
■東洋の文化の根本
■生命の神秘





本能でやせる究極の簡単ダイエット!
おなかいっぱい食べてやせる方法・完全版

はじめに


一般的なダイエット情報よりも説得力を感じるので、メルマガやブログでダイエット情報を発信されたらどうですか?
と何人もの人に言っていただけていたのですが、どうしても1つの大きな問題に納得のいく答えが出せなくて、ずっとち
ゅうちょしていました。

「ダイエットの本質もかなり理解できたし、ほぼ答えも見つかった。ダイエットに関する情報はひどい情報ばかりが氾濫
してしまっていて、悲しい状況なので、わかったことをどんどん情報提供したい。」ずっとそう思っていたものの、やはり
どうしてもその問題に答えが出せず、苦しんでいました。

その問題とは、摂食障害で苦しんでいる人に特に多い、「しっかりと食べて、それなりに満足できていたはずなのに、食
後すぐに(1〜15 分後くらい)、強烈な空腹感に襲われる」という問題です。

摂食障害で苦しんでいる人からの相談で、「だいぶ楽になったけれど、食後に強い空腹感を感じるのが怖いです。
これはどうすればいいのでしょうか?」という相談に対して、原因がつかめなくて、適切なアドバイスができませんでし
た。しかし、最近になって、この問題にほぼ正しいだろうと思える答えが見つかり、ダイエットに関する情報を自信を持っ
て提供できるレベルにようやくたどりつくことができました。

そこで、このたび、情報を無料レポートとして提供することになりました。
ダイエットで苦しんできた人達といっしょに答えを見つけ出そうとして、何年も試行錯誤を続けて、ようやくたどりついたも
のです。ダイエット情報として2万円弱で販売するということも少し考えましたが、やはり1人でも多くの人にこれらの情
報を知っていただき、ダイエット地獄から抜け出して欲しいと思いました。

必死に頑張っている人ほど苦しまなければならないという現状はあまりにも悲しすぎるからです。結果的に、一般的な
ダイエット常識とはかなり異なる内容が多くなってしまいましたが、一般的な常識や知識だけではなく、ご自分の経験、
感覚、身近な人の経験談などをもとに冷静に判断していただければと思います。

無料情報ではありますが、何十万円、何百万円出しても、決して手に入れることができない情報だと自負しています。
大げさではなく、一生の中でダイエットを成功させる最後のチャンスという覚悟で、真剣に読んでいただきたいと思いま
す。できれば印刷して、何度も繰り返し読んで自分のものとしてください。





第1 章 ダイエットとは?


■頑張ってもやせられない理由


「こんなに頑張っているのにやせられないなんて・・・でも、もっと精神力が強ければやせられるはず。やっぱり自分の精
神力が弱いからダイエットがうまくいかないんだ・・・」こんなふうに感じている人が多いと思います。しかし、それではや
せられないのは当然だったのです。

ここで質問です。

やせるために最も重要なことは何だと思いますか?食べる量を我慢して減らすことでしょうか?ごく短期的にはそうな
のかもしれません。しかし、本当にやせるために重要なことは「食べることへの執着心を下げること」です。

そうなのです。

ダイエットを頑張れば頑張るほど、食べることへの執着心が高まり、たくさん食べたい気持ちがどんどん強まってしま
い、逆効果になってしまっていたのです。「あれだけ頑張っていたのに、やせられないなんておかしいと思っていた。」と
気づくことがまず先決なのです。しかも、ストレスによって、まったく同じ量を食べていても、太りやすくなることが科学的
にわかってきています。

ダイエットをすること自体が大きなストレスとなってしまうことは、ダイエット経験者でなくても、誰もが知っていることでし
ょう。まったく同じ量を食べていても、ダイエットをしている人の方が太りやすいという恐ろしい現実があるのです。

本当に皮肉なことだと思います。それでもやっぱりダイエットをしたいという人も多いでしょう。世の中の常識は「ダイエッ
トをしなければやせられない。特別なことをしないとやせられない。」ですから、それも当然だと思います。でも、常識が
どうであろうと、ダイエットをすればするほど太りやすくなるのが現実だということは知っておいてください。

もし、ダイエットが多くの人に現実的に有効であるのならば、ダイエット先進国のアメリカで、成人の3人に2人以上が太
りすぎとなったり、ヨーロッパのほとんどの国で、成人の約半数が太りすぎとなったりはしないはずです。

しかも、ここ最近20年で、アメリカでは成人の肥満率が2倍になり、イギリスにおいては3倍になってしまっています。ダ
イエットは長期的にはほとんど効果がないどころか、むしろ逆効果になっているということが研究結果からも明らかにな
ってきています。ダイエットは逆効果であったという研究結果が今後も増え続けてくると思われます。


http://www.gamenews.ne.jp/archives/2007/04/ucla.html
「食事制限のみのダイエットは大多数には効果なし」米UCLA で衝撃のレポート

http://www.news.com.au/dailytelegraph/story/0,22049,21534289-5001021,00.html
Diets just make you fatter(英文)


それでも、やっぱり食欲を我慢するダイエットは頑張っているという充実感があって、やりがいを感じるし、食欲に流さ
れない強い自分を鍛えるのにもちょうどいいと思う、という人も多いでしょう。

それでは、クマの例を紹介しましょう。ほ乳類のなかでも、人間にかなり近いように感じるクマは、冬の間、約3 ヶ月間
冬眠します。その際、いっさい飲まず食わずなのに、体重は20%前後しか減少しないのです。もし、体重が100 キロだ
ったとしたら、80 キロくらいにしか減少しないのです。生存本能が生命維持に本気になって、消費カロリーを減らせば、
長期間いっさい飲まず食わずでも、それほど体重は減少しないのです。

かんのいい人はすでに気づいているでしょうが、ダイエットで食事制限をすると、まさにこのエネルギー消費を節約する
というスイッチを押してしまうことになるのです。ダイエットを頑張れば頑張るほど、生存本能は脂肪をためこみ、やせに
くい体にしようと頑張ってしまうのです



■運動してもやせられない理由


だったら運動をするダイエットをすればよいのでは?と考えるでしょう。たしかに運動をすれば消費カロリーが増えるの
ですから、やせるはずです。ところが実際は、必死に運動してもなかなかやせられない、と感じる人の方がずっと多いで
しょう。

なぜだかわかりますか?

それは、運動をしているときに、「これだけ頑張れば、200 キロカロリーくらいは消費できたかな?ごはんお茶わん1 杯
分くらいかな?」とか「ケーキ1つ分くらいはエネルギーを消費できたかなあ?」というふうに食べもののことを頻繁に考
えてしまい、食べることへの執着心をより高めてしまっているからなのです。


運動すれば、普段よりおなかもすくのですから、これではいくら必死に運動を続けても、うまくやせられないのは当然だ
ったのです。運動やスポーツでやせられた人というのは、その運動やスポーツ自体を楽しんだり、上達しようと必死にな
ったりして、気がつけば、結果的にやせていたという人がほとんどのはずです。やせることを目的とした運動は、どうし
ても食べることへの執着心を高めてしまいがちなので、ほとんどの場合、うまくいかないのです。



■苦しいダイエットはやめましょう


結論として言いたいことは、「苦しいダイエットはやめましょう。やせるためには、頑張るダイエットをやめるべきです
よ。」ということです。「ダイエットを頑張ってもやせられないで、むしろ太りやすくなってしまう。」、というのが現実である
以上、現在の常識はいったん横に置いておきましょう。10 年、20 年たてば、常識というものは大きく変わります。まして
や50 年、100 年たてば、昔の常識など笑いものになってしまうものも非常に多いのです。ダイエットに関する常識はそ
の最たるものになるだろうと思われます。

「言いたいことはある程度はわかった。たしかにダイエットをしてもやせられないのかもしれない。でも、ダイエットをやめ
て、食欲にまかせて自由に食べたら、猛烈に太ってしまうではないか。苦しいダイエットを続けることで、なんとかこの体
型を維持しているというのに、無責任なことを言うな。


もはやダイエットをやめたくてもやめられないんだ。」と思われるでしょう。たしかに、いきなりダイエットをやめようとする
のは怖いですよね。このレポートでは、どのようにすればうまく頑張るダイエットをやめられるようになるのかということ
と、食欲に忠実に食べることで自然にやせられるということを詳しく解説していきます。安全ネットを何重にも張るので、
これならいけそうだと感じてもらえると思います。




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第2 章 食欲を理解する


■本物の食欲とにせものの食欲


食欲(空腹感)には、本物の食欲(空腹感)とにせものの食欲(空腹感)の2 種類があるのです。なんとなく感じていたの
ではないでしょうか?本当におなかがすいているときの空腹感と、イライラしているのが原因の空腹感には違いがある
ような気がすると。

医学的にも生理的な食欲(血液中の血糖値やホルモンレベルなど、液性情報によって生じる食欲)と心理的な食欲(ス
トレスやイライラなど主に精神的な影響によって生じる食欲)の2つに分けられていて、心理的な食欲は対処が難しく
て、問題がより深刻である、ととらえられています。

本物の食欲は、「栄養分が足りないので補給せよ」という信号です。一方、にせものの食欲はストレスによるイライラ、
食べもののにおいや味の刺激、人が食べているのを見ると自分も食べたくなるといったものが原因です(感情や五感
による刺激などが原因です)。

ダイエットをすると、空腹感を我慢することになりますが、本物の空腹感とにせものの空腹感の両方を無視することにな
ります。体が必要な栄養分を補給してほしいときに送ってくる信号である、本物の空腹感を無視すると、生存本能は危
機感を感じて当然でしょう。本物の空腹感にはしたがって、しっかりと食べて、ストレスなどが原因のにせものの食欲は
様々な方法でシャットアウトするのが大切だったのです。



■本物の食欲(空腹感)とにせものの食欲(空腹感)の見分け方


この2つを見分けることはかなり難しいので、ほとんどの人が見分けることができていないだろうと思います。それほど
微妙なのです。おなかがグーッとなるかどうかというのは参考にならないことが少なくありません。ぜひとも、しっかりとし
た見分け方をマスターしてください。

まず、リラックスした状態になっていれば、かなり見分けることができるようになります。目をつぶって深い深呼吸をくり
返し、軽い瞑想を続ければ、リラックスすることができ、かなり見分けやすくなります。瞑想だなんて、めんどくさすぎると
思った人には、瞬時にリラックスするための青色サングラスがあります。これが意外なすぐれものであって、利用価値
は非常に高いのです。

詳しい説明は省略してここでは先に進めます。この青色サングラスを掛けてリラックスすれば、だいたい本物の食欲と
にせものの食欲は見分けがつくと思います。そして、さらに厳密に見分ける方法も最近わかってきました。のどの渇き
のレベルが、スポーツドリンクを飲むのを想像すれば、不思議とほぼ正確にわかるというのがヒントになりました。

ものすごくのどが渇いているときに、スポーツドリンクを飲むと、感動するほどおいしいと感じると思います。これが本当
に同じものなのか?と思ってしまうほどです。そして、あまりのどが渇いていなければ、それほどおいしいとは感じないで
しょう。実際に飲まなくても、飲んだと想像するだけで、こういう味になりそうだというのが意外と正確に予想できるので
はないかと思います。

で、本物の食欲とにせものの食欲の違いは、できればリラックスした状態で、「白いごはんを食べたいと感じるか、甘い
ものを食べたいと感じるか」を確かめてみるとほぼわかります。本当におなかがすいているときは、「甘いものよりも、
白いごはんを食べたい。」と感じます。

逆にイライラなどによるにせものの食欲のときは、「白いごはんはあまり食べたくない。甘いものが欲しい。」となります。
これでほぼ見分けられると思います。ただ、例外があります。食べ物を食べ始めたあとは、口の中の味やにおいの刺
激によってにせものの食欲が強まり、白いごはんと甘いものによる見分け方は通用しません。にせものの食欲でも甘
いものよりも白いごはんをどんどん食べたいと感じてしまうからです。

この見分ける方法は、食べ始める前、何も食べていないときに使ってください。本物の食欲とにせものの食欲が見分け
られるようになったら、半分はダイエットが成功したようなものです。とにかくこの区別が重要になります。本物の食欲と
にせものの食欲を同一視して、必死に食べるのを我慢していたというのは、とんでもないことをしていたものだと気づか
れるはずです。本物の空腹感を無視するというのは、まさに自虐行為そのものだからです。



■満腹ポイントと限界ポイント


本物の食欲とにせものの食欲を大体見分けられるようになったとして、次に問題になるのが、本物の食欲にしたがっ
て、しっかりと食べて、うまく食べ終われるのか?ということと、にせものの食欲をどうやってうまくやり過ごすのか?とい
う2つの問題でしょう。まず、「本物の食欲にしたがって、しっかりと食べて、うまく食べ終わる。」ということについて解説
します。

ここで質問です。「おなかがいっぱい」とはどういう状態を意味すると思いますか?実は、この「おなかがいっぱい」という
のが非常にやっかいなものでした。太っている人とダイエットをしないでやせている人(以降、スリム体質の人)とでは、
「おなかがいっぱい」という状態がまったく別物だったのです。どういうことかというと、満腹ポイントと限界ポイントがある
ということがわかりました。

満腹ポイントとは、胃はまだ余裕があるけれど、血糖値なども上がって、かなりの満腹感を感じるというポイントです。限
界ポイントとは、もうこれ以上胃に入らない、これ以上食べるのは苦しいと感じる限界のポイントのことなのです。太って
いる人は限界ポイントまで食べてしまい、スリム体質の人は満腹ポイントで十分満足して食べ終わっていたのです。

どちらも「おなかがいっぱい」=「満腹の状態」なのです。おなかがいっぱい(満腹)とはひとつしかないわけではなかっ
たのです。よりわかりやすくするために、ここで水筒、ポットの例をあげてみます。

水筒、ポットの満タンとはどこになるかわかりますか?内側に満タンの線があるから、簡単だろ、とはなりませんよね。
その満タンの線も満タンだし、こぼれる限界のポイントはまだそれよりだいぶ上で、それも満タンです。

実生活では、「満タンの線は名目上の満タンで、目安にすぎない。このあたりまでは大丈夫だ。」と考えて、限界のとこ
ろまでを満タンととらえている人の方が多いのではないでしょうか。満タンの線が満腹ポイント、こぼれる限界が限界ポ
イントと考えるとわかりやすいと思います。

このように満腹、満タンというのが1つではないというのをまず理解してください。次に、満タンがこぼれる限界の8 割、
9 割であれば、どちらが満タンでもそれほど問題にはなりません。ところが、満タンの線よりも2 倍入れても、3 倍入れ
ても、こぼれないとなると、どちらを満タンとするかは、大きな違いとなってしまいます。

満腹ポイントで満足して食べ終わっていれば、何も問題はありません。しかし、限界ポイントまで食べるのを習慣にして
しまっていると、胃は筋肉と粘膜でできているので、徐々に延びて大きくなっていき、どんどん限界が広がっていってしま
うのです。

食べる量のイメージとしては、空腹状態から満腹ポイントまでが1とすると、満腹ポイントから限界ポイントまでが2で、ト
ータル3となってしまうというような感じになります。おなかいっぱい食べていいけれど、限界ポイントまでは食べずに、満
腹ポイントで満足して食べ終わるようにしましょうということです。

限界ポイントの満腹感というのは、苦しいほどの圧倒的な満腹感です。これを通常の満腹感ととらえるようになってしま
うと、満腹ポイントでおとずれる本来の満腹感は弱くて物足りないと感じてしまうようになり、限界ポイントまで食べるの
が習慣となってしまうのです。限界ポイントで感じる圧倒的な満腹感というのは、通常の満腹感ではなく、「これ以上は
絶対に食べるな!」という強い警告信号なのです。



■空腹感のレベルを知る方法


空腹感のレベルを数字で表すとわかりやすくなります。空腹感のレベル0は満腹の状態で、空腹感のレベル10 は強烈
な空腹感を感じている状態を表します。


また、満腹感のレベルも同様に、満腹レベル0は完全な空腹状態、満腹レベル10 とは完全な満腹の状態を示します。
空腹レベル0のときは満腹レベルは10 となり、空腹レベルが10 のときは満腹レベルは0となります。

このレベルのチェックをするのに、白いごはんを食べるのを想像するというのが、うまく使えます。空腹レベルが0あた
りのときは、白いごはんを食べるのを想像しても、まったく食べたいと感じません。少し食べたいかもと感じてくると5 を
越えたくらいになります。

これが空腹レベル9〜10 となると、白いごはんを食べたくて仕方がなくなります。実際に食べてみると、甘くて深い味わ
いが感じられて、感動するほどおいしいのです。おかずもつけもの類もまったくなくてもおいしく食べることができるので
す。

でも、食事制限ダイエットをしていなければ、ここまでの空腹感を感じるのは、1 日のなかでも1 回か多くても2 回までで
しょう。間食をとったりしていると、ここまでの空腹感を感じることはほとんどないかもしれません。

本物の空腹感を感じて食べ始めると、食べ物がとてもおいしく感じられます。感動するほどおいしいと感じる人も多いよ
うです。そして、1 口食べるごとに、確実に満腹感のレベルが上がってくるのを感じます。

本来、人間の胃の大きさは、大体その人のにぎりこぶし大くらいとされています。それくらいの量まではとてもおいしく食
べられるのですが、それ以上食べ進めると、おいしさのレベルがはっきりと落ちてきます。だからこそ、空腹感に忠実に
したがって食べている人は、量よりも質にこだわりたくなってしまうのです。



■満腹感をはっきりと感じる方法


満腹感の信号はとても弱い微妙なものです。しっかりとリラックスした状態でなければ、その微妙な信号を感じ取ること
ができません。だから、イライラして興奮した状態だと、満腹感の信号をうまく感じ取ることができなくて、激しく食べ過ぎ
てしまうのです。リラックスさえできていれば、そんなに食べすぎることはないと思います。

食べる前に、まずはしっかりと心と脳の興奮を鎮めて、リラックスするということが非常に重要なのです。それから、姿
勢も大切です。おなかを引っ込めたり、背中を丸めるような姿勢だと、空腹感が強まったり、満腹感を感じにくくなったり
してしまいます。おなかを突き出すような姿勢の方が満腹感を感じやすくなります。姿勢も意識するようにしてください。

満腹感は後ろからゆっくりと追いかけてくるというような感覚になります。止まって、ゆっくりと待ってあげる必要がある
のです。食べるのを止めて、ゆっくりと息を「ホッ」とはくと、着実に満腹感が近づいてきてくれているのを感じるはずで
す。止まることなく、勢いよくガツガツと食べ進めてしまうと、満腹感が後ろからゆっくりと追いかけてくるのを待つことが
できなくて、一気に限界ポイントまで食べ進めることになってしまうのです。ゆっくりと待ってあげることが大切です。

一般的に満腹感を感じるまで、なくとも20 分は必要であるとされていますが、それは正しくありません。少しリラックスし
てゆっくり味わって食べれば、ほんの2、3分で満腹感がやってくることも少なくありません。また、体の中では、満腹感
は体の下から上へとせり上がってくるような感覚があります。

詳しくは後で述べますが、甘いものを食べると満足感(幸福感)を感じ、この感覚は体の上から下へ(頭から下へ)と包
み込んでくれるような感覚になり、この両方を感じると、満足しやすくなります。大切なのは、食べたあとに、体の力が抜
けて楽になるという感覚です。

満腹感というのは満腹ポイントあたりで高まったあと、ちょっとだけ苦しいなあと感じながらも、おいしいものを食べ続け
ていると、また楽になって、どんどん食べ進められるようになってしまいます。陸上の長距離走で一時的に苦しい状態を
乗り越えると、急に楽になるセカンドウィンドという現象があるのですが、それと似ているように感じます。


満腹感は下のような感じで動きます。

満腹感のレベルは0→→7→9.3〜9.7 くらい→→7.0〜9.0 くらい→→10→→12

ここが満腹ポイント 越えると下がる 一気に限界ポイントへ


この10 を越えた12 のような満腹レベルを通常の満腹感ととらえるようになってしまうと、9を越えたあたりになる満腹ポ
イントでの満腹感は物足りなくなってしまうのです。

最初は無理に満腹ポイントで食べ終わるようにしなくてもかまいません。「満腹ポイントを越えたような気がする。これは
たしかに限界ポイントだな。」というように、まずそれぞれの状態を実際に体感してほしいのです。それがわかるようにな
れば、限界ポイントまで食べてしまうと、食べすぎの不快感を強く感じて、逆に気分が良くないと感じるだろうと思いま
す。

満腹ポイントで食べ終わるのが、体にとっても最適だったのだなあと気づくことが大切です。100%の満腹感を求めない
でください。

それなりに満腹感を感じるかなというところで食べ終わり、あとはデザートに甘いものを食べたりしてください。レストラン
のフルコースなどで、最後にデザートが出されるのは、甘いものを食べると、少々満腹感が足りなくても、十分に満足で
きたように感じられるからなのです。やせるためには甘いものは禁物なんてやめてください。甘いものはやせるための
重要な味方なのです。



■満腹状態と空腹状態のどちらを基準としているか?


満腹状態を基準としているか、空腹状態を基準としているかということも重要です。満腹状態を基準としてしまっている
と、「満腹か満腹ではないか」ということが判断基準となってしまいます。満腹でなければ何か食べないと不安であるよう
に感じてしまいがちです。

空腹状態を基準としていれば、空腹か空腹ではないか」ということが判断基準となり、少しくらいおなかがすいていると
感じても、まだまだ空腹感は弱いと判断して、空腹感が強くなるのを待つことができます。

これは意外に重要な要素だと思います。太ってしまっている人は、満腹状態を基準としてしまっている人が大半だと思
います。スリム体質の人は、空腹状態を基準としているはずです。

自分はどちらを基準としているのか意識してみてください。この基準を変えるのは、意識を変えるだけで十分可能だろう
と思います。「おなかがすいたら食べればよい。おなかがすいていないなら食べないほうがいい。」この当たり前のこと
を心がけることが大切です。なんとなく惰性で食べていることがかなり多いと思います。ただ、それを見直すだけでも十
分という人も少なくないでしょう。



■単純な食べ過ぎの理由


のどが渇いていないときには、お茶や水はあまり飲みたくないと感じます。しかし、甘いジュースだと、のどが渇いていな
くてもおいしいと感じて、どんどん飲み続けることができてしまいます。

同様に、おなかがすいていないときは、自然そのままの味のものは、それほど食べたいとは感じないのですが、化学調
味料や香料などによって味付けされた食べものは、おなかがいっぱいでもどんどん食べ進めることができてしまうので
す。

自分の食欲は過剰だと思っている人も、実は単に脳が興奮する味付けによって食べ続けてしまっているだけということ
の方がはるかに多いのです。人間の脳がどういう調味料によって興奮するかということが徹底的に研究されてきたので
すから、魅力がありすぎて、必要以上に食べてしまうのもやむをえない面もあると思います。

体が本当に要求しているのか、それとも単に脳が興奮してしまっているだけなのか、しっかりと感じ取ってください。その
ためにもガツガツと勢いよく食べないことが大切です。食べすぎの理由の大半は食べものが必要以上においしいという
ことにつきると思います。



■にせものの食欲


これは非常にやっかいです。イライラによるストレスやばくぜんとした不安などによって、甘いものや脂っこいものを食
べたくなってしまいます。食べているときだけは、いやなことを忘れられて幸せな気分になれるからです。

もともと体は食べることを求めていない状態なので、たくさん食べても満腹感は上がりません。そのため、満腹感を感じ
て食べ終わるということはあまり期待できません。

もうこれくらいにしよう、と自分の意思で食べ終わるか、限界ポイントまで食べてしまうかのどちらかになってしまいま
す。だからこそ、このにせものの食欲は恐ろしいのです。これをいかにうまくやり過ごすかが重要になります。

まずは、瞑想、リラックスが大切だと言いました。簡単にリラックスするのには、青色サングラスが重宝します。どうして
も空腹感が強いときは、甘いものを食べるのもよいです。

砂糖は脳を最も喜ばせる栄養分なので、少しとるだけでかなり癒されます。あったかいお茶、ハーブティーなどで心を落
ち着けたり、音楽を聴いたり、ゲームをしたり、運動をしたり、自分なりのストレス解消の方法でイライラを解消してくださ
い。

それから、食べているときだけはいやなことを忘れられて幸せな気分になれるという性質を利用するならば、凍らせた
フルーツを食べるというのがとてもよい方法です。例えばグレープフルーツだと、1個で1 時間ぐらいガリガリと食べ続け
ることもできるので、おすすめです。(食べやすいようにしてから凍らせてください。)

体から不快感の信号を受けたときに、それが空腹感の信号だと錯覚してしまうことがよくあります。のどが渇いていると
いうことや、ただトイレに行きたかっただけ、というようなことも少なくないので、本当におなかがすいているのかどうかし
っかりと確かめることが大切です。にせものの空腹感は、しばらく我慢していると、たいていは弱くなって消えてくれま
す。

少なくとも、にせものの食欲だということがわかっていれば、「こんなに食べても全然満腹感がえられない。どうなってい
るんだろう?絶対に自分の食欲は異常だ。」というふうに、恐怖におびえたり、自分がいやになったりするというようなこ
とはなくなるでしょう。イライラを落ち着けるために少し甘いものをとるだけだ、と割り切っていれば、そんなに問題はな
いと思います。




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第3 章 本能との対話

■最初に言いたかったこと

ここまで読んでくれた方にならば、
世の中の常識とはかけ離れていることを言っても、
真剣に聞いてもらえるだろうと思います。
そこで、あらためて、本当は最初に言いたかったこと
をまとめてみたいと思います。
「ダイエットは努力してはいけません。
苦しいダイエットをしても長期的にはやせられないのです。
なぜならば、やせるために最も大切なことは、
食べることへの執着心を下げることなのに、
頑張るダイエットをすると、
逆に食べることへの執着心がどんどん強まってしまうからです。」
「どれだけ頑張っても長期的にはやせられないのは当然だったのです。
本当にやせたいならば、食欲と戦うことをやめなければいけません。
すなわち、頑張るダイエットをやめるべきなのです。」
「頑張るダイエットをやめて、
やせている人とまったく同じように、ふつうに食べるべきだったのです。」
ふつうに食べるとは、カロリー計算などはあまりせず、
自分の体からの信号にしたがって食べたいものを自由に食べるということです。
「ふつうに食べる」=「頑張らないダイエット」をしてもらいたいのです。
してもいいダイエットは、「一生、余裕で続けられるダイエット」だけです。


■ダイエットをするから食べ過ぎてしまう

必死にダイエットをしている人は、
食欲を恐れて、食べるときにつねに緊張しています。
気を抜いたら、あっというまに食欲が暴走して食べ過ぎてしまうので、
常に警戒し続けなければいけないのです。
食欲を恐れてこんなに緊張した状態で、
ダイエットなどまったく意識せずに自由に食べている人と
同じレベルの満足度を得られると思いますか?
同じ量を食べても満足度がはるかに低くなってしまうのは
むしろ当然だったのです。
それにもかかわらず、やせるために、
とスリム体質の人よりも食べる量を少なくしようとするのですから、
あまりにも無理がありすぎだったのです。
苦しいダイエットはやめるべきだ、やめたほうがやせられる、
という考え方は、常識はずれに感じるかもしれませんが、
自分の体験などからそういう結論に行き着く人も少しずつ増えてきています。
以下の本はとても参考になると思います。ぜひ読んでみてください。
『ダイエットしないで痩せる方法』
ボブ・シュワルツ (著), 西川 久美子 (翻訳) 白夜書房
『ダイエットやめたらヤセちゃった―アンチダイエット・スリミングの魔法』
夏目 祭子(著) 彩雲出版

今後は、苦しいダイエットはやめるべきだ、やめたほうがやせられる、
という考え方が広まっていって欲しいと思っています。
そのためにも頑張るダイエットをやめるため(卒業するため)の
具体的な方法論をぜひともマスターしてほしいと思います。


■ダイエットは泳ぐことと似ている

ダイエットは泳ぐことに似ているのではないかと思います。
水を怖がって、顔を水につけることもできず、
体がガチガチに緊張した状態では、水に浮くことができません。
逆に、水なんて全然怖くない、と顔を水につけて、
力を抜けば、自然に体は浮き、自由に泳ぐことができます。
食欲を恐れて、がちがちに緊張した状態で食事をとると、
あまり満足感もえられず、少し気を抜くと、食欲は暴走してしまい、
やっぱり食欲は恐ろしいとなってしまいます。
食欲なんて、全然怖くない、と自由に好きなものをよく味わって食べると、
十分な満足感がえられて、やっぱり食欲なんて全然怖くないとなります。
あなたはどちらを選択しますか?どちらでも自由に選択できるように
なってもらうことがこのレポートの狙いなのです。


■ダイエットの本当の怖さ

ダイエットの本当の怖さというのは、やせられないことではなく、
いったん始めたら、死ぬまでやめることができなくなる
ということだと思います。
ダイエットをやめる自由などほとんど存在しないのです。
やめたら激太りという悲しい結末が待っているからです。
食べることへの執着心が高い状態のまま、気を抜いたら、
猛烈に食べ過ぎてしまいます。
ダイエットをやめる自由を取り戻して欲しいと思っています。
次の状況において、A とB のどちらを選ぶか考えてみてください。
ひどい風邪をひいて、熱が40 度以上あり、
少しでもはやく高すぎる熱を下げたいと思うとき、
あなたはどちらの方法を選択しますか?
A 冷たい水風呂に入って、体を冷やし、
高すぎる体温を少しでもはやく下げようとする。
B 無理に体温を下げようとせずに、体をあたためて、
ゆっくり横になって休み、体の自己治癒能力を高めようとする。
ほとんどの人がB を選び、A を選ぶなんてどうかしているだろう、
と笑うのではないでしょうか。
では、次の場合はどうでしょうか?
体重が標準体重よりも20 キロ以上重くなってしまい、
少しでもはやくやせたいと思うとき、
あなたならどちらの方法を選択しますか?
A 少しでもはやくやせるために、
食べる量をできるだけ減らし、必死に運動をする。
B あせらずに、体の信号に忠実にしたがって、
ちょうど満腹感を感じるところまで食べて、
あとの体型のコントロールなどは、本能にまかせてしまう。
これはどうでしょうか?
世の中のほとんどの人はA を選択するだろうと思います。
水風呂に入ったとしても、少し危険はともなうものの、
生き物の回復力は非常に強いので、
ほとんどの場合は無事に体温が下がると思います。
しかし、体重の場合は、A を選択すると、
ほとんどの場合は、やせられずに逆に太ってしまいます。
「世の中の常識がそうだからといって、
A を選択するなんて、なんと馬鹿げているのだろう。」
と思えるようになって欲しいと思っています。


■生存本能(食欲)と意識(意思・考え)とのやりとり

生存本能(食欲)と意識(意思・考え)とのやりとりは、
具体的にどんなふうになっているのか想像してみましょう。
(生存)本能=食欲
意識=意思・考え
ダイエットをしている人の状態
本能:「栄養が不足してきたよ。空腹感の信号を送ったから、
しっかり食べてね。」
意識:「くそー、おなかがすいてきた。
今度こそダイエットを失敗したくないから、絶対に食欲には負けないぞ。」
本能:「えーーー、栄養を補給してくれないの?
どうして?そんなに食糧が手に入らないの?
困ったなあ。このままでは命が危険だなあ。
消費カロリーを減らして、
できるだけ栄養分を脂肪としてたくわえるようにしよう。」
意識:「あれー、3キロまでは意外とうまく減ったのに、
そこからほとんど減らなくなったぞ。
かなり頑張って食べる量を減らしているんだけどなあ。
もっと頑張らないといけないのかなあ?
でもかなり苦しいんだけど・・・」
本能:「これは完全に緊急事態だ。
これだけ強烈に空腹感の信号を送っているから、
猛烈に苦しいはずなのに、栄養が補給されないなんて。
どうやら食糧が手に入らない環境であるのは間違いないようだ。
このままでは近いうちに命が危険にさらされる。
少し問題は生じるけれど、体温も低めにして、
消費カロリーを徹底的に減らそう。
栄養分が補給されたときにはできるかぎり脂肪としてたくわえよう。
なんとしてでも生き残らなければ。」
意識:「ああ、もうだめだ。
こんなに頑張っているのに、体重はほとんど減ってくれない。
どうせ、これ以上頑張っても、続くはずもないから、
もうあきらめよう。
また、次はもっといいダイエット方法を見つけるしかないな。」
以上が頑張るダイエットをしている人の一般的なありようです。
次はダイエットをしないでやせている人の状態です。
本能:「栄養が不足してきたよ。
空腹感の信号を送ったから、しっかり食べてね。」
意識:「おなかがすいたなあ。何か食べよう。
おなかがすいたときに食べると本当においしいなあ。
ああ、おいしかった。」
本能:「やった、やった、嬉しいなあ。栄養補給完了。
食糧環境も問題がないようだし、
生存確率が最も高い状態である、脂肪の少ない引き締まった
シャープな身体を維持するようにしよう。
消費カロリーは多目でもまったく問題なし。
無駄な脂肪も邪魔なだけ。
これからも栄養補給をうまくおこなってね。」
心と身体の調和、意思と本能との調和が大切なのだと思います。
意思で本能を完全にコントロールしようとすると、
必ず反発が強まってしまいます。
カロリー摂取量を常に一定にしようとするのは、
生命システムのありように反していると思います。
例えば、成長期、妊娠中、生理前、やたらとおなかがすくとき等々、
どれくらいの栄養をとるべきなのかは、体にまかせるしかありません。
決して、頭で考えてわかるものではありません。
自然には大きなゆらぎがあり、それを無理に一定にしようとすると、
体にも脳にも大きな負担がかかります。
頭で摂取カロリーを決めて、それに体を無理やり従わせるというのは、
無理が生じて当然です。
成長期にある人がこういう精神力に頼るダイエットに挑戦すると、
摂食障害になってしまう危険性が高いので、特に気をつけて欲しいと思います。
意思で本能を完全にコントロールしようとするのではなく、
体の声をよく聞いて、
本能を信頼してできるだけまかせるのが大切なのです。


■さらに具体的な方法論

抽象的な話はいったんやめにして、
あらためて具体的な方法論に戻りたいと思います。
本物の食欲とにせものの食欲の見分け方、
本物の食欲にはしたがって、しっかりと食べて満腹ポイントで食べ終わる。
にせものの食欲にはだまされずに、うまくやりすごす
ということをすでに解説しました。
ここからは、やせるためには、どうすればよいのかという方法論を
さらに深めていきたいと思います。
まず、あせらないことです。これが大切です。
「とにかく今すぐにでもやせたくて仕方がない。
今の自分がいやで仕方がない。」
こういう気持ちが強い人は特に気をつけてください。
あせって食べる量を減らしてやせようとしても、
ある程度までやせて、そこでストップしてリバウンドしてしまいます。
これまでのダイエットではつねに100%全力であったと思います。
これで体重が減っていないのなら、さらに気合を入れるしかない。
120%で頑張る。
それでもだめなら150%で頑張る。
全力で頑張ってもやせられなかったら、もはや次の手は残っていません。
このような気合いでダイエットをするのは、やめてほしいのです。
このダイエット方法では、まったく頑張らないと言えば、
うそになってしまうでしょうが、これまでの10%くらいの頑張りで
いってほしいのです。
多くても10〜20%くらいまでで。
かりに、体重が減っていなくても、
「まあ、あの程度の頑張りでやせられたら、それは逆におかしいかも(笑)」
という感じでのぞんでください。
いくらでも打つ手は残っているので、精神的に余裕が感じられると思います。
この精神的余裕が大切なのです。
「これでやせられなかったらどうしよう。」
というような悲壮感をただよわせながらのダイエットでは、
うまくいくはずなどないからです。


■助走期間と加速期間

まず、助走期間と加速期間に分けてください。
助走期間では、頑張るダイエットによって高まってしまった、
食べることへの執着心を弱めることを重視して、
体重を減らそうとはしないでほしいのです。
できれば体重計にも乗らない方がいいと考えています。
体重の増減で一喜一憂してほしくないからです。
数字にとらわれないで、自分の体との対話ができるようになってほしいのです。
助走期間は少なくとも10 日から2 週間はとってください。
胃腸の大きさが小さくなってきたと感じるのにもこれくらいはかかりますし、
この助走期間こそが最も重要だからです。
ずっと助走期間でもまったく問題がないですし、
むしろそのままうまくいくほうが理想的です。
加速期間といっても、助走期間との違いは、
炭水化物の摂取量を意識的に少し減らしましょうというだけのことです。
あまり、助走期間、加速期間と意識しなくてもかまいません。
体重を減らすということにこだわらずに、
本物の食欲(空腹感)とにせものの食欲(空腹感)、
満腹ポイントと限界ポイント、
甘いものを食べるとどう感じるのか、
自分のこれまでの食べ方というのはどういうものだったのかなどを、
じっくりと感じてほしいのです。
これらを自分で体感して理解することは、体重を減らすことよりも、
はるかに重要なのです。
これらをしっかりと自分で理解して、
食べることへの執着心を下げられたなら、
何十キロでも簡単にやせられるので、とにかくあせらないでほしいのです。
頭でっかちの考えるダイエットから、感じるダイエットへ
切り替えるための最も大切な期間なのです。
「体重が増えてなければいいや」というくらいの
心の余裕をもって取り組んでください。
具体的にどのようにするかについてです。
まず、これまでどおりにふつうに三食を食べてください。
食べる前にリラックスして、落ち着いた状態になってから食べ始めてください。
自分の空腹感、満腹感をしっかりと感じ取ることができるからです。
騒々しい環境だと、意識していなくても脳が興奮してしまっています。
静かなゆったりとした雰囲気のなかで食べるようにしましょう。
クラシック音楽をかけるというのもいいかもしれません。
間食をとってもかまいません。
おなかがすいたと感じたらとってください。
ただ、スナック菓子類や、ジュース類は控えてください。
甘いものを食べてください。
くだものもいいですが、和菓子類はカロリーが低めなのでおすすめです。
糖分をとると、癒しホルモンと言われるセロトニンが脳内で分泌されて、
満足感、幸福感を感じられるのです。
満腹感と満足感(幸福感)の両方が必要なのです。
体の満足と心の満足の両方が必要だということです。
満腹ポイントに到達したということは体は満足したということです。
あとは心も満足しているかどうかが重要になります。
満腹感と満足感(幸福感)はまったくの別物だと考えてください。
たくさん食べても、満腹感は上がるものの、
満足感(幸福感)はほとんど高まってくれません。
だからこそ、満腹ポイントあたりまで食べたならば、
甘いものに切り替えた方がよいのです。
それから、食べることに罪悪感を感じていると、
心の満足というのが得られないので、
どれだけ食べても十分な満足感が得られません。
食べることは素晴らしいことだと思うようになって欲しいと思います。


■糖分をうまく摂取する

糖分をとらないダイエットは、脳にとってあまりにも過酷なものであり、
うまくいく可能性は極めて低いでしょう。
脳が最も喜ぶ栄養分である糖分は必要に応じて積極的に補給してください。
糖分を摂取するといえば、すぐに糖尿病とイメージしてしまいがちですが、
糖尿病の原因は、遺伝、ストレス、食べすぎ、肥満、栄養バランスの悪さ、
飲酒、運動不足、睡眠不足などなど非常に複雑なものであって、
間食や食後に甘いものを食べたら糖尿病になる
などと短絡的には考えないでください。
もちろん、ジュース類などで大量に糖分を摂取するのは
体によいはずはありません。
適切に摂取するようにしましょう。
このあたりのことは高田明和先生の
『脳の栄養失調―脳とダイエットの危険な関係』
『「砂糖は太る」の誤解―科学で見る砂糖の素顔』
どちらも講談社・ブルーバックス などを参考にしてください。
どのような甘いものがよいかですが、
噛みごたえもある、岩おこし(粟おこし)、
黒砂糖菓子、和菓子類などがよいです。
おこしは甘さが十分えられるうえ、しょうが風味で
冷静さを保つことができるので、特におすすめです。
1 口サイズのものを2 個くらい食べましょう。
チョコレートでもいいのですが、あまりにも魅力がありすぎて、
くせになってしまうかもしれないので、
余裕がでるまでは控えた方がいいかもしれません。
余裕がでてきたら、ケーキでも高級スイーツでも
何でも好きなものを食べてください。
ただし、量は1 度にあまりたくさんとらないでください。
1 度に、大福などは半分、多くても1 個まで、
ショートケーキは半分か3 分の1くらいで。
なかなか満足できないときは大目に食べてもよいです。
甘いものを食べるときは、あついお茶、紅茶、コーヒーなどを
いっしょに飲むようにしてください。
ピンク色のお皿で甘いものを食べると、
甘さをより強く感じられるのでかなりお得です。
いずれにしても、100%の満腹感を求めるのはやめましょう。
それでは結局、限界ポイントまで食べてしまうからです。
満腹感は90%を越えてきて、
そこから食べ進めてもあまり満腹感が上がらないようならば、
すでに満腹ポイントを超えている可能性が高いので、
甘いものを食べて、満足感(幸福感)を高めるようにしましょう。
その方が少ない量で、より高い満足感をえられます。
食事の最後の方は特にゆっくりと一口ずつ大事に食べてください。
最後を特にゆっくりと食べると、満腹感がかなり高まるのを感じると思います。


ダイエットの正攻法(まとめ)

1、 本能を信頼して、食欲にまかせる。
2、 本物の食欲とにせものの食欲を見分けて、本物の食欲にはきちんとしたがい、にせものの食欲
はシャットアウトする。



■空腹感のレベルのチェック方法

自分はたくさん食べないと満足できないので困るなあと思っている人も、
リラックスしてよく味わって食べると、
実は意外なほど少食だったのだと気づくはずです。
本物の食欲にしたがって食べると、
1 口食べるごとに満腹感が強くなってくるのです。
まず、食べ始める前に空腹感のレベルをチェックしてください。
白いごはんを食べるのを想像すると
どういう感じになるかをたしかめてみてください。
おなかがすいていなければ、
「あまり白いごはんは食べたくないな」と感じるし、
空腹レベルが高ければ、
「白いごはんを食べたら、おいしいだろうなあ」と感じます。
これでだいたいの空腹感のレベルを把握してから食べ始めると、
食べ物の味やにおいの刺激によってにせものの食欲が強くなっても、
食べ始める前の空腹感より強いものは、
にせものの食欲だと確信を持つことができます。
必ず、食べる前にチェックしてください。
それによって、だいたいどれくらいの量を食べたら、
満腹ポイントに到達できそうかも予想がつけられるようになっていきます。


■食べ方に関して

食べる順序は、好きなもの、おいしいものを先に食べるようにしてください。
好きなものをあとに残すという食べ方だと、
かなり満腹感を感じていても、
好きなものばかり食べると再び食欲がわいてきて、
ブレーキがかかりにくくなり、食べ過ぎになりがちです。
特におなかがすいているうちに好きなものを食べると、
よりおいしく感じられるし、満腹感によって食べ終わりやすくなります。
おかず→ごはん→おかず→ごはん→おかず→ごはんという食べ方ではなく、
おかず→おかず→おかず→ごはん→おかず→おかず→おかず→ごはん
というふうに、あまり味に変化をもたせずに食べるようにしてください。
どんぶりものだと食べすぎになりやすいのも、
このおかずとごはんという組み合わせが原因なのです。
味に変化を持たせないようにしたほうがいいということで、
同様に食事中にあまりひんぱんに冷たいお茶や水を飲まないようにしてください。
口の中のせっかくのうまみ成分が水分によって洗い流されてしまい、
もったいないからです。
満腹感、満足感にも悪影響がでてしまいます。
噛む回数についてですが、
よくかんで食べた方がよいのは当然なのですが、
「30 回以上かんだ方がいい」、などと意識すると、
それがストレスになってしまうので、回数はあまり意識しなくてかまいません。
意識してほしいのは、
「口の中に食べ物を入れたら、それがなくなるまでは、
次の食べものを口の中に入れない」ということです。
これを意識すると、食べものをより深く味わえるようになりますし、
どんどんかきこんで食べることがなくなるので、
同じ量でも1.5 倍くらいの量に感じられるようになると思います。
ときどき、猛烈な食欲を感じて、
口の中のものをゆっくりかんで食べるのでは物足りなくて、
どんどんかきこんで食べたいと感じてしまうことがあるかもしれません。
冷めていて味が濃いものなど、食べもの自体も原因となっているはずです。
冷めたかやくごはん、やきめし、パエリア、お寿司、菓子パンなどなど、
食べやすくて味の濃いものは、勢いよく食べてしまいがちです。
菓子パンはカロリーが高いにもかかわらず、
大量に食べることができてしまうので、特に要注意です。
空腹感が強いときに、これらの食べ物を食べて満腹状態になろうとすると、
かなり食べ過ぎてしまうかもしれません。
そういうときは、あまり大量に食べずに、
はやめに甘いものに切り替えた方がよいでしょう。
それから、食事の前(30 分前とか5分前、1 時間前でも)に
甘いものを少し食べておくと、空腹感が弱まり、
ガツガツとはやいスピードで食べてしまうのを防ぐことができます。
冷静な状態で食べ始められるので、満腹ポイントで食べ終わりやすくなります。
食べ始めてから、「このままでは食べ過ぎてしまいそうだ。」
と感じたなら、食事の途中で甘いものを食べるのもよいです。
他には果物、ドレッシング類のかかっていない生野菜などなど、
自然そのままの味のものを食べると、かなりのブレーキになってくれます。
仕事などで晩ご飯が遅くなる人は、空腹感が強くなっていて、
勢いよく食べてしまいがちなので、特に気をつけてください。
それから、冷たいものよりも熱いものを積極的に食べるようにしましょう。
脳と胃腸は温度が高いと食欲が弱まり、温度が低くなると食欲が強まります。
夏には食欲がわかない、秋や冬は食欲が強くなるというのも、
温度の影響が大きいのです。
だから、あまり冷たいお茶などをたくさん飲まない方がよいでしょう。


■やせるスピードを少し上げる

「本物の食欲とにせものの食欲の違いもかなりわかるようになった。
満腹ポイントで食べ終わるという感覚もかなりつかめるようになってきた。」
こういう状態になって、心に余裕を感じるようになってきたら、
やせるスピードを少し上げていきましょう。
加速期間のスタートです。
といっても基本的にはそれまでの助走期間に意識して実行していたことを
続けるだけです。
加えるのは、ごはんやパン、麺類など
炭水化物の量を意識的に少し減らすだけです。
普段ごはんを2 杯食べていたならば(特に助走期間は
それまで結果的に食べてしまっていた量の食事を続けてください。
ダイエットだからと急に意識して減らそうとしたりしないでください。)、
お茶わんに半分つぐようにして、半分×2 杯を食べるようにしてください。
同じ量でも、1 杯しか食べなかったという感覚と、
おかわりして2 杯食べたという感覚では
かなり印象が異なるからです。(満腹感や満足感は
脳で感じる割合が高いので、ダイエット用の低カロリー食品
ということを知ったうえで食べると、
やっぱりどうしても満足感は低くなってしまうのです。)
それに慣らしていけば、
2週間もすれば、ごはんがお茶わんに半分でも
それなりに満足できるようになると思います。(実際には
そこまで減らす必要はないと思います。)
あとで少し足りないと感じたときは、
甘いものを食べてフォローしてください。
あとは、あせらずにゆっくりと続けていってください。
自分の体の信号をしっかりと感じ取れるようにさえなれたら、
時間をかければ何キロでもやせられると思います。
運動は必ずしなければいけないわけではありませんが、
食べることへの執着心が下がったあとならば、
運動をすればするほどはやくやせられます。
ウォーキング、ストレッチ、ヨガ、骨盤体操などなんでもいいです。
自分が気に入ったものがあれば、取り入れてみてください。
また、ゲーム機で運動をしてダイエットをするというものは、
ただ楽しむだけで、やせるということを目的にしなくてすむならば、
有効かもしれないと期待しています。


■満腹ポイントから食べ始めるとき

それから、気をつけて欲しいのが、食べる時間が決まっていたりすると、
本物の空腹感をまったく感じていない状態で、
食べ始めることも多いということです。
というのも、しっかりと食事をとって、さらに間食までとっていると、
ほとんど空腹感を感じないまま(食べる前から満腹ポイントの
あたりにいるのです)、食べ始めるということも非常に多いのです。
しっかり食べていると、なかなかおなかがすいてくれません。
おなかがすくと嬉しくなるという感覚がわかるようになれば、
ダイエットはほぼ成功したと考えてもよいと思います。
食べ始めるときはほとんどおなかがすいていなくても、
食べものの味やにおいの刺激によって、脳が興奮し、
にせものの食欲が生じてしまいます。
そして、食べ始める前よりもはるかに強くなったにせものの食欲に
だまされて、どんどん食べ進めてしまいます。
もともと満腹ポイントのあたりから食べ始めているので、
満腹感のレベルはほとんど変化が感じられません。
体は元々食べて欲しいという信号を出していなかったので(むしろ、
満腹なので食べないで、という信号を出していたはずです。)、
満腹感が強くなってきたという信号がやってくるはずはないのです。
はっきりとした満腹感の変化を感じようとすれば、
どうしても限界ポイントまで食べ進めてしまうことになるのです。
あまり強い満腹感を求めずに、
ある程度のところで満足して、甘いデザートに切り替えてください。
とにかく食べ始める前にチェックすることが大切です。
「あまりおなかはすいていないな。
ほとんど変化は感じられないだろうから、
ある程度のところで食べ終わるようにしよう」
と食べ始める前から気をつけてください。
このようなことを意識したうえで、
食べ始める前に、深呼吸や瞑想によって、リラックスした状態になってから、
ゆっくりとよく味わって食べて、
満腹ポイントで食べ終わるという習慣ができれば、
好きなものを自由に食べても、自然とやせていって、
野性的なスリムな体型を取り戻すことができます。




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第4 章 光と色の影響を理解する


■青色サングラス

ただ、食べ始める前の一番おなかがすいて苦しいときに、
瞑想をしてリラックスした状態になるというのが面倒くさくて、
少し現実的ではないかもしれません。
そこで、瞑想などのかわりに使って欲しいのが、青色サングラスです。
青色のなかでも特にリラックス感を感じる色合い、濃度になっているので、
掛けてすぐに、心と脳が落ち着くのを感じると思います。
これは青色ダイエットめがね(ヘブンリーブルーグラス)というものです。
元々、青色の強力な食欲減退効果を利用すれば、
ダイエットは意外と簡単なのではないか、という考えから開発が始まりました。
濃い青色のレンズというのはどこのレンズメーカーも作っていなかったため、
なかなか濃い青色のレンズができなくて、大苦戦しました。
1 年近くかかって、ようやく2004 年の夏には、
希望していた色合いの青色レンズの試作品ができました。
様々な色合い、濃度の青色レンズを試作しました。
濃い青色の方が食欲減退効果が強いことは、元々わかっていたのですが、
ある特定の色合い、濃度の青色レンズだけが、
なぜかスーッとして力が抜けるような不思議なリラックス感を感じるのでした。
この不思議なリラックス感はぜひとも活用したいと考えました。
具体的には、ラピスラズリの色やフェルメール・ブルーとして知られている、
「ウルトラマリンブルー」の色合いです。
青色のなかでも気品のある深い青色です。
様々な色合いを試してみたのですが、この色合いが最もよいようです。
青色は心を落ち着ける色だということはわかっていたのですが、



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第5 章 ・第6 章 ・第7 章・第8 章は近日に公開します



第5 章 人間の心理に関して

■禁止のわな
■究極の食べ方
■正しいダイエットの恐怖
■目に見える体重と目に見えない体重

第6 章 食後の強烈な空腹感

■食後の強烈な空腹感
■精神力と車のブレーキ
■『いつまでもデブと思うなよ』に関して

第7 章 肥満問題のゆくえ

■モチベーションダイエット
■脳はダメージを受けやすい
■カロリー神話のわな
■肥満問題は科学の発展によっては解決できない?

第8 章 本能と意思の調和

■自然体の大切さ
■原始脳と大脳
■ダイエットは大脳によるハイジャック?
■本能はもともとやせたがっている
■東洋の文化の根本
■生命の神秘




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